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最近の取り組み

第64回解放運動無名戦士合葬追悼会の中止を決定しました。

 日本国民救援会は国民救援会は3月14日、第64回解放運動無名戦士合葬追悼会(3月18日)を今回の大震災をうけ、参加する方がたの安全を考え、中止することを決めました。

日本国民救援会第55回全国大会開く

第55回全国大会
 日本国民救援会は2010年7月31日から8月2日の3日間、群馬県安中市で第55回全国大会を開きました。47都道府県から400人を超える参加者で熱のこもった討論をおこないました。最終日には大会議案を全会一致で採択し、「会員へのアピール」(別項)も採択しました。役員選挙では、会長に鈴木亜英氏を再任、事務局長に鈴木猛氏が新たに選出されました(これまでの事務局長の瑞慶覧淳氏は副会長に新任されました)。この大会には愛媛県から2名の代議員が参加しました。

会員へのアピール

 日本国民救援会は7月31日から3日間、群馬県安中市で第55会全国大会を開催し、47都道府県と加盟団体、諸事件から448名が参加し、暑い討論を経て今後の活動方針を採択しました。

 私たちは前大会以降、国公法弾圧堀越事件での逆転無罪判決、足利事件の再審無罪確定、布川事件の再審裁判開始、名張毒ぶどう酒事件の差し戻し決定や、枚方冤罪事件の逆転無罪決定など、いくつもの勝利判決をかちとってきました。そして大会開催直前、神戸市西区ポスター公選法事件で釈放・不起訴をかちとったという嬉しいニュースが飛び込んできました。
 いま、国民救援会が支援する事件や裁判は、国民から暑い注目を受けています。冤罪への理解が、言論弾圧への怒りが、国民の声として確実に広がったいます。
 一方で、不当判決を受けて悲しむ当事者や、拘束された家族を思う人たちの、切実な訴えがありました。こうした当事者や家族に寄り添い励ます救援運動の大切さが改めて浮かび上がっています。
 葛飾事件の荒川さんは、不当判決に負けず、その後もビラを配りつづけていると語りました。
 国公法弾圧堀越事件の堀越さん、世田谷事件の宇治橋さんは、公務員の政治活動を規制することは憲法違反であることを正面から主張し、最高裁での無罪判決をかちとる決意を語りました。
 過労死事件、労働事件、市民事件でも、粘り強く事件の真相を広く市民に訴えることが貴重な勝利につながっていることが報告され、どんな困難に見えても真実と正義はいつか必ず勝つことを教えてくれています。

 「これからも冤罪に苦しむ人々を支援していきたい」と語る足利事件の菅家さん。
 「上告が棄却されたが、堂々とたたかってきたことを誇りとして、しっかり頭を上げ、前を向いて歩いていきたい」と述べた痴漢冤罪被害者。
 「親として息子が生きた証を立てたい」と声を振り絞る過労死裁判の遺族。
 「真っ暗な道を歩いているような気がしていたが、国民救援会に出会い、苦しんでいるのは自分ひとりじゃないことを知った」という労働裁判の当事者。
 刑務所にいる父にちゃんとした治療を受けさせてさりたい」と涙ぐむ家族。
 そして全国の支部から、懸命に事件支援にとりくむ様が発言されました。
 弾圧、冤罪、労働、市民事件の当事者、弁護団、支援者が励ましあった3日間でした。

 またこの救援運動の大切さを広げようと会員拡大、組織建設、財政活動に活き活きととりくむ会員の姿も報告されました。この大会で得たものを。事件の勝利に結びつけましょう。事件関係者や国民の期待に応えるために、いま以上に旺盛な支援活動を進める組織づくりが求められています。ひとりでも多くの人にこのとりくみに参加してもらいましょう。国民救援会をもっともっと大きくしましょう。
 人権と民主主義を発展するために、力を合わせてがんばりましょう。
           2010年8月2日

日本国民救援会第55回全国大会

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