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大阪地裁所長オヤジ狩り事件

大阪地裁所長オヤジ狩り事件

大阪高裁で、検察控訴棄却の「無罪判決」

 大阪地裁所長オヤジ狩り事件について、大阪高等裁判所第5刑事部片岡博裁判長は4月14日、検察官の控訴を棄却し被告の岡本さん、藤本さんに完全な無罪判決を言い渡しました。
 判決は、控訴審で争点になっていた走る去る犯人を写し取った防犯ビデオの解析結果について検察側の鑑定結果を斥け、改めて身長183センチの藤本さんがその中に含まれていないと判断。その上で少年たちの自白を改めて丁寧に検討し、その任意性・信用性を認めず、岡本さん、藤本さん、そして少年たち3名の事件への関与を全面的に否定し、よって無罪としています。
 この事件については、少年たちに対しても順次、刑事事件の再審無罪に相当する「保護処分の取り消し」、無罪に相当する「不処分」の決定が出されていましたが、検察の抗告により、未だ少年たちは不安定な毎日を過ごさざるを得ない状況にあります。
 今回の成人二人に対する判決が確定すれば、この少年達の「無罪」も確定することは間違いありません。
 しかし大阪高等検察庁は、今回の無罪判決にたいしても、上告する意向と伝えられたいます。同高検が判決を受け入れ、上告を断念するよう働きかけを強めましょう!

 【上告断念の要請先】〒553-8511 大阪市福島区福島1-1-60 大阪中ノ島合同庁舎
 大阪高等検察庁 検事長 大泉 隆史 殿

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