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カネサ運送・増田運輸事件

カネサ運送・増田運輸事件

増田運送・カネサ運輸事件が勝利的和解で裁判終結

 不当解雇撤回を求めて松山地裁に提訴し闘ったいた愛媛一般労組増田運送支部の藤本賢二委員長は3月30日、また配車差別を高松高裁で闘ってきた同労組カネサ運輸支部の松本修委員長は4月6日、それぞれ勝利的和解をし裁判を終結しました。
藤本さんは、労働法にもとづいて労働者代表選出を求めたことなどを敵視され、不当に解雇されました。藤本さんが従業員としての地位確認を求めて松山地裁に提訴していたもの。
 裁判所から和解提案があり、職場復帰は断念せざるを得ませんでしたが、内容が納得できるため和解しました。
 松本さんは、労働組合を結成したことを嫌悪するカネサ運送からトラックに乗務させないなどの配車差別を受けたため、不当労働行為だと松山地裁に提訴。地裁は不当労働行為を認定、同社が高松高裁に控訴していたもの。
 高松高裁から和解提案があり、会社が配車差別を謝罪することから和解。
 松本さんへの1審判決は、労働組合活動の自由を保障し、今後の運輸労働者の展望を開く貴重な成果となりました。
 藤本さんと松本さんは「ここまで来ることができたのは、みなさんの支援と協力があったからからこそです。心が折れそうなときでも、みなさんの元気な顔を見て、元気な声を聞いて勇気づけられました。現在闘っている労働争議の勝利にむけて、できる限りの支援・協力をします」と語りました。(2012年4月29日づけ愛媛民報)

増田運送裁判を傍聴しよう!

 増田運送労組の藤本賢二委員長の正当な組合活動を嫌悪した会社(増田運送)が同氏を不当にも解雇した事件の第12回裁判が2011年12月6日(火)午後1時30分から松山地裁でおこなわれます。
 これまでの裁判は非公開でしたが、今回から公開裁判になり、証人尋問がおこなわれます。証人は組合側から藤本委員長、会社側から増田社長が出廷します。
 藤本委員長のたたかいを支援している「トラック運輸争議支援共闘会議」は、「傍聴席を満席にして会社側に見えないプレッシャーを与えたいとおもいますので、ぜひ裁判傍聴を!」と訴えています。
 裁判傍聴希望者は、事前に抽選がおこなわれますので、午後1時15分前まにに集合しましょう。

トラック運輸争議支援共闘会議がカネサ運輸裁判の傍聴支援を訴え

 松山市のトラック運輸葬儀支援共闘会議(沢田康夫議長)が2011年7月11日(月)に行われるカネサ運輸損害賠償請求裁判の傍聴支援を呼びかける訴えを発表しています。以下その内容を紹介します。

 日頃からカネサ運輸松本修委員長の損害賠償裁判にご支援いただいていることに心から敬意を表します。
 さて、松本修委員長に対するカネサ運輸の不当労働行為による配車差別(損害賠償請求)裁判は重要局面を迎えました。7月11日に松山地裁で開かれる第15回審尋には原告松本委員長、会社側大西会長の証人尋問が決まりました。
 支援共闘会議は、不当労働行為(配車差別)と懸命にたたかっている松本委員長の裁判を勝利させるために、各労組、民主団体、個人に松山地裁への傍聴支援の協力要請に取り組むことを確認しました。
 こ承知のように、カネサ運輸で長距離運転手として働いていた松本さんは、会社には決まった休日もなく、労働基準法や改善基準告示違反に長時間過密労働が続くため、このままでは「事故につながりかねない。何とか改善させたい」との思い出労働組合を結成しました。
 組合結成以降、会社は組合員に対する「配車差別」に乗り出し、労働委員会でのあっせん「配車は他の従業員同様原則輪番制でおこなる」とした協定をも一度も履行せず、松本さんには近場の仕事や草むしりさせるなどの組合嫌悪政策をとり続けています。そのため、松本さんの賃金は、組合結成と現在の賃金を比較してみると30万円以上の減額になっています。こうしたカネサ運輸労組の松本委員長に対する配車差別(不当労働行為)と人権侵害は絶対に許せません。
 ご多忙とは存じますが、可能な限り多くの裁判傍聴で一日も早い勝利を勝つ取るために傍聴支援にご協力いただきますようお願いいたします。

○日 時 7月11日(月)14:00〜17:00
○場 所 松山地方裁判者

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